個別と集団どっちがいい???

塾を決めるのにあたり、個別と集団どちらがいいのかよく聞かれます。

個別には個別の良さ、集団には集団の良さが有ります。
ここでは、それぞれのメリット・デメリットについて纏めていきます。
判断材料の一つにしていただけると幸いです。

個別指導塾のメリットとデメリット

個別指導塾とは、基本的には1vs1の形で授業を行う形態です。
有名なところでいうと、「明光義塾」「TOMAS」「スクールIE」「個別教室のトライ」など。

個別指導塾のメリット

自分のわからないところを徹底的に教えてもらえる

個別指導塾のメリットの1つ目に、自分のわからないところが明確になっている生徒にとっては、わからないところを効率よく教えてもらう方がいいものです。
集団塾だと、全体の流れで授業を受けることになるのでわかっているところもわかっていないところも同じスピードで進んでいきます。
しかし、個別指導塾だと、自分のペースで自分のカリキュラムとして授業を行ってもらえるので、効率よく勉強できるというところがメリットの一つとなります。

自分だけのカリキュラムを作ってもらえる

個別指導塾の場合、1vs1なので自分だけのカリキュラムを作ってもらって授業をしてもらえるのもメリットの1つとなります。また、休んだ時にも前回からの続きという形で対応してもらえるので授業が分からなくなってしまうということも特にありません。

質問がしやすい

個別指導塾は、他の生徒がいないので、先生に心が開くことができ、わからないことが自分でわかる生徒であれば、いつでも授業を止めて質問することができます。シャイで回りが気になって質問がしにくい生徒にとってはとてもいい環境です。

先生を変えられる

もしも先生との相性が良くなかった場合、個別指導塾の校長先生などに相談して先生を変えることもできます。
集団塾だと授業のコマが決まっているので、自動的にそこに入っていかなければなりませんが、個別指導塾にはいろいろな先生が所属しているので要望に応じて変えることもできるのです。

個別指導塾のデメリット

受験までのスケジュール管理ができていないと失敗する

個別指導塾の場合、自分だけのカリキュラムを作ってもらえることにはメリットがありますが、受験までの全体スケジュールの上での個別スケジュールになっていないと、受験までに勉強が間に合わないということになりかねません。
わからないところに焦点を当てた授業をしていくと、その部分の理解は深まりますが、本来の目的である受験からは遠ざかってしまいます。
集団塾についていけないお子様にとっては、個別指導塾を検討されるかと思いますが、如何に短期間で理解させるかの講師の能力が問われます。

マイペースになってしまう

個別指導塾では、先生が全て自分に合わせた授業をしてくれます。
従って、周りに合わせて頑張らなければ!!という気持ちが失われがちです。
講師もかみ砕いて教えることは可能ですが、かみ砕いて教えてもらうことに慣れてしまうと、物事を自分で考える力が失われてしまいます。
社会に出てからもわざわざ自分の為だけに説明をしてくれるという環境を作るのはお金もかかるし、無料相談では結局高くつくことが多いですよね。
全体に対して説明しているのを理解しようとする力が必要です。

1vs1だけど、他の生徒も一緒に教えている場合待ち時間が出る

個別指導塾でありがちなのが、一人の先生が2人~3人を同時に指導しているパターンです。この場合、演習の時間他の生徒を回るのですが、わからないところがあった場合にすぐに聞けなかったり、講師もバランスを見ながら回るので横についている時間が半分、もしくは1/3ずつになります。
実際、私が個別指導塾でアルバイトをしているとき同じ時間帯に3人生徒を持たせられ、均一に生徒を回るように指導されてました。
そうすると、結果的に先生への待ち時間が多くなり、時間が無駄になってしまいます。

甘やかされてしまう

個別指導塾だと、集団塾のように全体で進んでいくのではないので、カリキュラムが有るようでないパターンが多いです。そうすると、できなかった時は来週もまた同じ授業となったり、講師と仲良くなると雑談で終わってしまうことも有ります。
勉強に繋がる雑談ならいいのですが、全く関係のない話などもありがちです。
特にアルバイト講師などの場合はよくあります。
そのため、カリキュラム通りに進まず、遅れがちになっていきます。

集団塾のメリットとデメリット

集団塾とは、学校の授業のように全体で授業を行っていく形態です。
有名なところでいうと、大手予備校「河合塾」「駿台予備校」「市進」「SAPIX」など。

集団塾のメリット

競争心の育成

レベルの高い集団塾にありがちなのは、成績によって席順やクラスの上下をするようなパターンです。私が教えていた集団塾でも成績によってクラスが変わる仕組みでした。生徒は上のクラスに行きたいから頑張ったり、下のクラスに落ちたくないから、またはクラスで成績が明らかにわかってしまうので、恥ずかしくないようにしたいなどそれなりにそれぞれがプライドを持って通塾していました。

友達同士で励ましあいながら勉強できる

集団塾だと友達と同じ塾に通ったり、塾の中で友達ができたりします。
そこで良い友達となると、お互い励ましあいながら勉強するようになったり、わからない問題を聞いたり教えたりするようになっていきます。
一緒に頑張る友達がいると、宿題なども頑張れるという生徒もいます。

受験情報が豊富

個別指導塾の場合は、その生徒の弱点に合わせた指導になるので、学校の問題を収集したりはあまりしていないところが多いのですが、集団塾となると、その学校の過去問を何年分も持っていたりします。
私が教えていた集団塾でもそうでした。
過去問があるので、その学校の先生の特徴や、出題傾向を知っているので対策が立てられやすかったりもします。

カリキュラムに沿った授業

集団塾の場合、受験に向けてカリキュラムに沿った授業を展開してくれます。
個別指導塾の場合は、上記に記述した通り、大まかなカリキュラムは有りますが、生徒の状況に合わせていくので、遅れがちになります。
集団塾だと遅れなどはほとんどないので、授業についていければ安心です。
また、多くの集団塾では予習をしていくので、学校の授業が復習になり理解が深まります。

集団塾のデメリット

授業についていけない可能性

学校と同じように集団で授業を行っているのでクラスの中で半分より下の方だと、授業についていけないことが出てくることが有ります。
塾講師をしていたときも、教員免許を取るために教育実習をしたときも、だいたい半分より少し上の生徒が付いてこれるくらいの授業をするように指導されました。成績下位の生徒に合わせすぎると、成績上位の生徒が持て余してしまい、成績が伸びないのでという理由でした。
成績下位の生徒にも気を配りながらで授業は行うのですが、大人数となるとどうしても一人一人にまで目が届かないのが講師をしているときの自分自身への不満でした。それがないように私は一人一人に対して、毎週小テストをし、宿題も回収してコメントを添えて返すようにしていました。当時持っている生徒が200人以上でしたので大変でしたが、思いが伝わるので効果的だと思いました。
なので、講師にもよると思いますが、授業についていけない生徒は取り残されてしまう場合が多いです。

時間の融通が利かない

個別指導塾と異なり、集団塾だと何曜日の何時というように決まっているので、その時間に合わせて通塾しなければいけないです。
部活が忙しかったりすると、なかなか時間を合わせるのが難しかったり、遅刻していくなどとなってしまうと、中途半端になってしまい、せっかくのカリキュラムがしっかりこなせません。
集団塾の場合は、しっかり日程を合わせて通塾できる余裕が必要です。

目的が変わってしまう

友達同士で通塾したり、塾でお友達ができたりするとその通塾の時間が楽しくなったり、友達に会うのが目的になってしまったりする生徒も出てきます。
切磋琢磨し合う友達であればいいのですが、馴れ合いの関係になってしまうと、成績が伸びるどころか下がっていってしまいます。
周囲に流されない強い気持ちが必要になってきます。

先生が変えられない

個別指導塾だと、もし先生との相性が合わなかった場合、校長先生などに相談することで、先生を変更できる場合はほとんどですが、集団塾だと、学校と同じような形になるので、先生を変更するのはなかなか難しい状況となります。
同じレベルの授業がもう1クラス有る場合だと可能ですが、人数のかなり多い塾でないとそれはなかなか難しいです。
体験授業をさせてもらって相性を考えたうえで入塾を決めるのがいいかもしれません。

まとめ

個別指導塾と集団塾のメリット・デメリットをそれぞれ上げてきました。
お子様の場合どちらがいいのか悩むと思います。そのお子様の状況によって選択が変わってきますが、お父さま、お母さまがお子様の勉強の状況を掴み切れていない場合が多いです。まずは現状を理解し、どのような塾に行くのが合っているのか考えてみてください。
必要であれば、ご相談にも乗っておりますのでご利用くださいませ。

また、個別指導塾、集団塾を経験した結果、両者のいいところ取りができないかと思い、研究に研究を重ね、「少人数制個別指導塾」を作りました。
ご興味があれば、ぜひこちらも参考になさってください。

ベーシックインカムのデメリットとメリットについて

こんばんはキラ☆

「*お金の情報E-Finance」*フィナンシャルプランナーの英利香ですキラキラ

 

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先日の選挙以来、「ベーシックインカム」が話題に上がることが増えてきました。
これは日本だけではなく、世界的に議論されるようになってきています!
 
実際にフィンランドでは2017年1月から、無作為に無職の方から2000人を無作為に選び、毎月560ユーロ、
(7万円)を2年間支給する大規模な実験が行われていますキラキラ
失業保険との最大の違いは、「定職についてもそのまま支給される」と言う点です。
しかも支給について条件が一切ありません。失業保険と違い、支給中に一切求職しなくても返却することもないのですハート
 
と、これだけだととんでもなく羨ましい制度で、なぜ日本でも導入しないのか?
と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか?
導入に対する問題として上げられるのは、まず「財源をどこから持ってくるか?」です。
「全国民」に「一切の条件無し」で「支給」する為、いくら支給するかによりますが当然莫大な財源が必要になります
 
また、他の保証はなくなるのが原則です
医療費、失業保険、年金など、これまで国が保証してくれていたものが無くなるわけです。
医療費が全額支払いになったとしたら相当の負担となりますよね。
しかも、定期的な治療が必要な難病だとしたら相当な負担となります。
 
また、子供が小さいうちは急に体調を崩すことも多いと思います。
つまり、弱者には厳しい制度だと言えます。
 
そしてよく言われるのが、毎月お金がもらえるようになると働く気が無くなるのではないか?
と言う事です。しかし、不自由なく生活できるほど支給するというのは、現段階では非常に難しいと思います。

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これだけだとデメリットしかないのか?と思われるかもしれませんが、当然メリットもあります
仕事を辞めても生活費をもらえる例えば「起業」など新しい事を始める事にハードルが低くなります
そしてもし給料もあり、少し余裕があるのであれば消費に回そう、という気持ちも大きくなるでしょう。
そうなれば好景気への循環が出てきます
 
先ほど医療費の話をしましたが、実は低所得者ほど医療費がかかっているともいわれています
これは食費を切り詰めるとバランスのいい食事がとれない、と言う事から来ている可能性が大きいのです。
食費にも余裕が出れば、健康な人が増えると考えられますので、そうなると医療費の削減にもつながります。
もちろん難病の人には別途補助が必要かと思いますが、大幅な改革になるのは間違いありません。
まだ本格的に導入した国はありませんが、議論されている国は次第に出てきています。
日本でも導入したらどうなるでしょう?皆さんの生活への影響を考えてみてはどうでしょうかはてなマーク
 

 

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投資信託のメリット・デメリットについて

「*お金の情報E-Finance」*フィナンシャルプランナーの英利香ですキラキラ

 

今日は快晴で、暖かいというより暑いくらいでしたねあせる

せっかくの三連休なのでお天気はうれしいですキラキラ

 
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どんな金融商品でもメリットとデメリットがあります
無リスク資産として活用するべき「投資信託」にも当然あるわけです。
メリットは「元本割れの心配がなく、少しずつですが確実に増やせる」点ですキラキラ
普通に預金しておくより、はるかにいいでしょう!
 
では、デメリットは何でしょう?
それは金融商品に付き物の「手数料がかかる」ことです。
そもそも資産運用は、お金を増やす事が目標なんです。なので支出を避けたいんです。
と言っても、「手数料」は必ずかかるわけなんですあせる
それならば、出来るだけ手数料が掛からない商品を選んだ方が得ですよねジュエル
 
例えば年率1%と0.5%の信託報酬があれば、10年間でそれぞれ10%と5%となります。
1年では大したことない、と思っても、10年後には金額の差が大きくなってしまうわけですキラキラ
長期間運用すれば、更に費用の差がつきます。しっかりチェックしましょうビックリマーク

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マネーリテラシーの大切さ~投資信託のメリットって?

こんばんは星
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運用し始めの資金がまだ少ない時にお勧めなのが「投資信託」ですジュエル
投資信託は個人投資家から広く資金を集めて、そのまとまった額を投資の専門家である
「ファンドマネジャー」が運用するというもの。
元本や利回りは保証されていないのと、手数料がかかるのですが、一番のメリットは少額から「分散投資」ができる事なのですキラキラ
前回言った通り、株式なら多数の銘柄を買わないといけないですが、投資信託なら少額でも可能なのです。
また、購入や換金が簡単なのも利点と言えますアップ
また、販売と運用など役割が分かれている為、「資金の安全性」が確保されているのも長所と言っていいと思いますキラキラ
これは個人投資家からの資金と投資会社の財産を分けて管理しているため。
その為、万が一投資会社が倒産した場合でも、預けた資産はすべて保護されます。
もしかして銀行に預けるより安心かもしれませんよキラキラ
と、いうのは銀行の保護範囲は1,000万円までですから、もしそれ以上の預金があった場合は損失してしまうのですあせる
と、言ってもなかなかここまでの資産を持つのは難しいですが、少なくとも知識として覚えておいて損はないはずですよキラキラ
 

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